I. そもそも準備する必要があるの?
あなたは、大切なお子さんにどんな教育を受けさせたいですか?
家庭によって考え方は様々だと思いますが、通常は
幼稚園から
小学校、中学校、高校、大学とすすむにつれ、
教育費の負担はどんどん重くなっていきます。
負担のアップに合わせて、収入もどんどんアップするなら
問題ないかもしれませんが――それに期待するのは危険ですね。
親としては
「子供には理想的な教育を受けさせたい!」と
真剣に考えていても、しっかり準備をしていかないと
「ウチはお金がないから、その学校はダメ」という
悲しい状況に陥る可能性があります。
子ども1人が大学を卒業するまでの学校教育費として、
幼稚園から大学まで全て公立で約1000万円、
すべて私立で約2500万円かかるといわれます。
総額で聞くと「うわ〜っ!」と思ってしまいますが、
この金額をすべて事前にためなければならないわけでは
ないのでご安心ください。
実際には、毎月の家計(収入)の中から
一定の金額は捻出できますので、
大きな金額が一度にかかり、
毎月の収入から出し切れないと思われる時(私立高校や
大学入学時など)までに準備をすればいいのです。
教育資金は生まれた時点で必要となる時期が決まる、
という意味では「計画がたてやすい資金」といえます。
お子さまの将来の選択肢を広げるだけでなく、親である
あなたの将来の生活を安定したものにするためにも、
早いうちからしっかりとプランをたてることが大事です。
次のページでは、事前に準備しておきたい
「3大教育資金」についてお伝えします!