III. インフレに対応した商品でつくる
過去において教育費のインフレ率がけっこう高かったことは、
「
教育費のインフレ率はすごい?」で述べました。
もし、教育資金のピークまで10年以上
積み立てる期間があるのなら、
インフレ率に負けにくい
運用商品を使った教育資金の準備も考慮したいところです。
短期的には変動が大きくなりやすい金融商品も、
長期運用や積立運用をすればリスクが軽減されるだけでなく、
インフレ率を上回るリターンを上げやすくなりますので、
検討する余地は十分にあります。
また、初心者の方は、こちらの
資産運用の初心者の方へ 〜 資産設計ガイド
のような専門サイトで勉強されることをおすすめします。
●投資信託
たくさんの人から集めた資金を、
専門家が株式や債券で運用し、収益を分配するものです。
証券会社、銀行、郵便局、生命保険会社などで扱っています。
元本の保証はありません。手数料も考慮して選ぶといいでしょう。
→ さらなる情報はこちら(資産運用の初心者の方へ「投資信託」)
●外貨建て商品
外貨建て商品の利回りは、日本国内と比べて
ハッキリと高い状態がずっと続いております。
また、将来留学する際の資金(外貨のまま使う)とするなら、
為替リスクを過剰に心配する必要はありません。
外貨建て商品だけで教育資金を運用するのは
為替の影響を受けすぎておすすめしませんが、
5〜10年以上先に使う予定の教育資金の運用先
の1つとしては、魅力があるといえましょう。
→ さらなる情報はこちら(資産運用の初心者の方へ「外貨」)
さて、ここで問題です。
教育資金が足りなかったら、どうすればいいのでしょうか?